エントリカーソル移動

XC_mvXXでエントリカーソル移動をカスタマイズできる。

  • XC_mvUD カーソル↑↓の設定
  • XC_mvLR カーソル←→の設定
  • XC_mvPG Page Up/Page Downの設定
  • XC_mvSC スクロールバーの設定
  • XC_mvWH ホイールの設定

設定項目の分析

XC_mvLR = 4,1,4,B0000,0,B010 ; [←][→]

右の数値だが、これは2つ1セットで見る。

数値の見方

4,1が「通常時動作」、4,B0000が「画面外に移動したときの動作」、0,B010が「範囲外に移動したときの動作」である。

通常時動作

通常時

最初の数値が移動の種類を。次の数値が移動量を示している。デフォルトでは、「左右の方向に1桁スクロールする」動作を単位量1で実行する。あまりここをいじることはないだろう。

画面外動作

画面外

ファイル数が多いと、ファイルが複数ページに渡って表示される。そのとき生じる、カーソルが画面外にはみ出したときの動作をここで指定する。デフォルトでは「4:一桁分スクロール」をする。

範囲外動作

範囲外

最初と最後のエントリを超えてさらに移動したり、あるいは左端と右端のエントリからさらに左、右へ移動したりといった、範囲外操作をした場合の動作指定。デフォルトでは停止をする。
親ディレクトリへの移動や、最初のエントリと最後のエントリでカーソルループさせたいときはここをいじる。

この画像では「親ディレクトリへ」「末端/先頭に到達していない時は移動する」設定になっている。

設定方法

通常時動作の設定

通常時移動は、最初の数値で移動方法を。次の数値で移動量を設定する。

移動方法は以下。

↓単位 形態:既定値 ページ スクロール カーソル移動せずにスクロール
---------------------------------------------------------
±1行(上下)   0       1        2        3
±1桁(左右)   4       5        6        7
±1ページ     8       9       10       11
±1/10ページ 12      13       14       15

上方/下方のマーク 16
次/前に選択したマーク 17

画面外、範囲外動作の設定

画面外、範囲外ともに、最初の数値で動作を設定する。

  0:停止
  はみ出す場合は移動しません。
  1:画面反対(線対称)
  左端なら右端に、右端なら左端に水平方向移動します。ページ移動は行いません。
  2:画面反対(点対称)
  左上端なら右下端に、右下端なら左上端に移動します。ページ移動は行いません。
  3:一行分スクロール
  上下方向に1行スクロールします
  4:一桁分スクロール
  左右方向に1桁スクロールします
  5:ページ切替
  6:親ディレクトリへ
  7:ドライブ選択
  8:[←]/[→]使用
  9:page up/down使用
 10:前のPPcへ
 11:次のPPcへ
 12:前のドライブへ
 13:次のドライブへ
 14:反対窓のPPcへ
 15:半ページ切替
 16: KC_main の RANGEEVENT1 / RANGEEVENT2 を実行
 17: KC_main の RANGEEVENT3 / RANGEEVENT4 を実行
 18: KC_main の RANGEEVENT5 / RANGEEVENT6 を実行
 19: KC_main の RANGEEVENT7 / RANGEEVENT8 を実行

2つ目の数値でその他の設定を行う。

 B0000
  ||||
  |||+-- 1=リピート無し→「方法」を実行  リピート中→停止
  ||+--- 1=末端/先頭に到達していない時は移動する
  |+---- 1=二枚窓時は窓間移動を優先(移動方向が隣接窓側なら窓移動)
  +----- 1=移動時にマークする(Explorer風選択,画面外他のみ有効)
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